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ブログの表示を早くしたいならCDNを使うべき理由

ブログの表示速度はSEOにとても関わってくるため、多くのブロガーは画像の圧縮などに力を入れているのでは無いでしょうか。しかし、ブログの表示速度を早くする(処理を軽くする)うえで大切なポイントは他にもあります。


それはJavascriptやCSSなどのコードの読み込みです。


これらのコードは長くなれば長くなるほど、動的な処理が多ければ多いほど読み込みが遅くなり、ユーザーが離れていくだけでなくSEOでも不利になってしまいます。


そこで役立つのがCDNです。 今回は知らずに使っていることさえあるほど便利なCDNについて、メリットとデメリットを踏まえつつ紹介していきます。

CDNとは何か

Memo

CDNはContent Delivery Network(コンテンツ・デリバリ・ネットワーク)の略です。一般に、広範囲にネットワークしたサーバに配信したいコンテンツをコピーし、これらのサーバを通じて、コンテンツにアクセスしようとするエンドユーザとの(物理的・ネットワーク的な)距離が最も近いサーバから配信するものです。主にウェブコンテンツの配信速度を向上させたり、安定性や可用性を向上させたりといった目的で使われます。常に多くのアクセスを集めるウェブサイトでも使われますし、突発的にアクセスが集中する場合のあるウェブサイトやウェブサービスにおいて使われることも多いものです。 例えばポータルサイト、SNS、メディア、エンターテイメント関連産業のウェブサイト、eラーニング、オンラインゲームやスマホゲーム、EC、金融(オンライントレード等)、そして企業や行政のウェブサイトなどでよく使われています。 単純にCDNといえば、「コンテンツをキャッシュして配信するもの」との理解をされている場合も多いのですが、動的なコンテンツやアプリケーションの配信においてもCDNが有効な場合があります。 参考:CDNとは何か、その仕組みとは


多くのブログで紹介されているCDNですが、正直どのサイトの説明も難しく感じました。なのでここでは簡単に「有名なサイトからツール・コンテンツを借りる仕組み」としてます。実際、CDNを使うことで自分のサーバーにアップロードしなくてもWEBツールが使えるようになるので、的はずれな答えではないと思います。CDNが使われる例として、jQueryやFontAwesomeなどがあります。


CDNのメリット 

ファイルのアップロードが不要

内にURLを含めたコードを貼るだけでWEBツールが使えるように、自分のサーバーにアップロードする手間がなくなります。するとサーバーにかかる負荷が減るのでブログの読み込みも早くなります。

またバージョンが上がってもコードを数行書き換えるだけで最新のバージョンに変えられるので、手間が省けます。


そもそもはてなブログなどの無料ブログでは、自分のサーバーにアップロードするということが出来ないのでとても便利です。

ブラウザにキャッシュが保存されるので高速に読み込める

CDNで読み込まれたファイルはブラウザにキャッシュ(保存)されるので、次回以降読み込む時に表示が早くなります。また自分のブログだけでなく、他のブログでCDNを読み込んだ場合でも、同じように読み込みが早くなります。特にjQueryなど重いWEBツールを使いたい時などに有効です。

CDNのデメリット 

配信が停止されると当然ながら利用できない

問題は配信が停止された場合ですが、複数のCDNサービスが存在しているので代替を見つけるのは簡単です。 またjQueryやFont Awesomeなどの有名なサービスは配信停止することはないと思うので、デメリットはほとんどないと言えます。

動作が重くなる場合がある

これは特にFontAwesomeに対して言えることですが、CDNではアイコンフォントを全て読み込むことになります。しかし実際に使うのは多くても全体の30%ほどです。そのため必要な分だけを読み込んだ場合に比べて、かなり重くなってしまいます。






WEBデザインブログ「Koblog」の管理人。現役高校生。趣味は音楽鑑賞とネットサーフィン・読書。主にWEBデザイン・プログラミング・GatsbyJS・はてなブログ関連のことについて発信していきます。投げ銭をしてくれる方を募集しています。

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